こんにちは、現役看護師のミカです。今回は、『子宮筋腫の原因は性行為(性交渉)のやりすぎ?ストレスや食事が原因なの?』というタイトルでお送りします。
子宮筋腫は、子宮にできる良性の腫瘍で、がんではありません。
日本産科婦人科学会は、30歳以上の女性の3割前後に子宮筋腫を認めるといわれていると説明しています。

今回は、子宮筋腫の原因について、日本産科婦人科学会「子宮筋腫」(2025年1月30日更新)で確かめられる範囲で説明していきたいと思います。
性行為(性交渉)やストレス、食事などが原因なのかどうかについても、このページの記載をもとに整理します。
子宮筋腫が大きくなるのは何の影響?
日本産科婦人科学会「子宮筋腫」(2025年1月30日更新)では、子宮筋腫は、卵巣から分泌される卵胞ホルモン(エストロゲン)の影響で大きくなり、閉経すれば小さくなると説明されています。
卵巣から分泌される卵胞ホルモン(エストロゲン)の影響で大きくなり、閉経すれば小さくなるとされています(日本産科婦人科学会)。
子宮筋腫の原因は性行為(性交渉)のやりすぎ?
日本産科婦人科学会のページには、性行為(性交渉)の回数や頻度が子宮筋腫の原因になると書かれた箇所はありません。
このページが原因として説明しているのは、先ほどのエストロゲンの影響までです。
子宮筋腫はストレスや食事が原因となる?
ストレスや食事・生活習慣についても、同じく、日本産科婦人科学会のページには子宮筋腫の原因として書かれた箇所はありません。
中絶、性感染症、処女であること、冷えについても同様です。
「関係がある」とも「関係がない」とも、このページだけからは言えません。
治療や検査については、医師に相談してください。
子宮筋腫の症状は?
日本産科婦人科学会は、子宮筋腫の主な症状を次のように説明しています。
- 月経の出血量が異常に多い過多月経と、それに伴う鉄欠乏性貧血
- 月経痛(月経困難症)
- 月経以外の異常子宮出血、腰痛、トイレが近い(頻尿)、不妊症など
症状の出かたは、筋腫のできた場所で変わります。
たとえば、子宮の内側にできた粘膜下筋腫は、サイズが小さくても症状が強く、過多月経や不妊になりやすいとされています。
逆に、子宮の外側にできた漿膜下筋腫は、サイズが大きくても症状は出にくいとされています。
検査・治療
日本産科婦人科学会は、検査と治療について次のように説明しています。
- 検査は、まず婦人科的診察(内診)と超音波検査を行い、腫瘍のサイズが大きいときや手術を考えるときは、MRI検査を追加する
- サイズが小さく症状もない場合は、治療をしないで経過を観察する
- 治療が必要かどうかの判断は、筋腫の場所や症状の強さによって変わる
- 治療が必要な場合は、薬によるホルモン治療と手術による治療が選択肢になる
子宮筋腫の原因などについてのまとめ
今回は子宮筋腫の原因について説明してきました。
では、まとめてみましょう。
日本産科婦人科学会のページには、性行為が子宮筋腫の原因になるという記載はありません。
このページには、ストレスや食事が子宮筋腫の原因になるという記載はありません。
エストロゲンの影響で大きくなり、閉経すれば小さくなるとされています。
参考:日本産科婦人科学会「子宮筋腫」(2025年1月30日更新)(2026年10月16日確認)。治療や検査については、必ず医師の診察を受けて判断してください。
