看護師ミカ こんにちは、現役看護師のミカです。

今回は、『子供が39度の発熱になった時の対処法は?冷やす場所や方法を紹介!』というタイトルでお送りします。


子供が熱を出した時というのは、それが微熱であっても、親はとても心配になりますよね。

それが39~40℃くらいの高熱だったりすると、すごく不安になりオロオロしてしまうと思います。

子供がの発熱の対処法
 

子供がまだ小さな頃、高熱を出した我が子に対しアタフタしていたことを思い出します。(医療従事者でありながら^^;)

そこで今回、子供の熱が「39℃の発熱になった時の対処法」について、説明していきたいと思います。

また、文中にある「子供」の年齢ですが、主に乳幼児*を対象に説明していきます。

*乳幼児とは、乳児(0~満1歳未満)、そして幼児(満1歳~6歳の小学校就学まで)の子供のことです。
 
子供は自宅や外出先などでも急に発熱するわけです。

まずはその発熱がどうして起こるのか、その原因は何なのかについて説明していきましょう。



 

子供の39℃の発熱の原因は?

子供の発熱の原因は、「39℃の発熱」という症状だけでは全くわかりません。

例えば、高熱の他に咳や鼻水が出ていれば感冒(かぜ)の可能性もありますし、または何かしらのウイルスに感染しているのかもしれません。

熱が出る病気というのは、とてもたくさんあります。

ただの風邪で、40℃程度の熱が数日間続くことはよくあることです。

発熱に関しては、その原因をはっきりしないといけない場合は医師の判断で色々調べることもありますが、結局、原因が最後までわからなかったということもよくあることなのです。

ただ、発熱があるからといって、

「それはすぐに何としてでも熱を下げてあげないと!」

という考えは必ずしも適切であるとは言えません。

身体の中では、「侵入してきた病原体をやっつけるぞ!」と戦う白血球という細胞を活性化するため体温を上げているわけです。身体の正常な反応です。

ですので、熱が高いからとすぐに病院に行って、解熱剤や抗生物質などお薬の治療を受けないといけないということではないのです。

自宅で静かに寝かせておくほうが良い場合もあります。
 

では、その見極めはどこをみて判断すればいいのか、どうなったら病院に行けばいいのか、について説明していきましょう。

子供に39℃の発熱がある時はすぐに病院に行くべき?

子供が39度の発熱

子供の発熱に関しては、熱が高くても自宅で様子をみてもいいケースと、すぐに病院に行くべきケースがあります。

ですが、ここで注意していただきたいのは、赤ちゃんと呼ばれる生後3か月くらいまでの乳児の発熱です。

乳児というのは、自分から訴えることもできず、症状が急に悪化したり大きな病気が隠されている可能性もあります。

ですので、3か月くらいまでの乳児については、急に容態が悪化したりするまえに必ず早めに小児科を受診するようにしましょう。

では、子供が39℃の発熱になってもすぐに受診せずに様子をみてもいいのはどんな例でしょうか?

それは次のようなケースです。

  • 元気があり、顔色もいい
  • 熱以外に特に症状がない
  • 機嫌が良い
  • 嘔吐や下痢はしていない
  • 食欲はあり、水分も摂れる
  • 眠れる

 

このように、熱が39℃と高くても他に症状がなく、機嫌がよくて吐くこともなく母乳やミルクがいつも通り飲めているようであれば自宅でゆっくり様子をみてもいいでしょう。

そして様子をみていても、なかなか熱が下がらない場合は小児科を受診するといいと思います。
 

では次に、すぐに病院に受診すべきだという例を挙げてみましょう。

  • 機嫌が悪く、しんどそうである
  • 哺乳力(おっぱいやミルクを飲む力)が弱い
  • 嘔吐(おうと・吐くこと)を繰り返す
  • 咳がひどく、呼吸しにくい様子がある
  • ぐったりしていて、意識状態がおかしい
  • けいれん発作がある

などです。

このように、熱があっても元気な様子でちゃんと水分は摂れているのか、それともしんどそうで活気がないのか、そんな点をしっかり見極めるようにしましょう。




 

では、次に子供が39℃の発熱になった時の対処法について説明していきましょう。

子供が39℃の発熱になった時の対処法・冷やす場所や方法を紹介!

39℃の熱が出るということは、すぐに病院に連れていく必要性がないにしても、さすがに身体に負担はかかります。
そんなときに自宅でできる対処法、ホームケアをご紹介しましょう。

子供が39℃の熱を出した時、どんな対処法を行えばいいのでしょうか?

次に挙げてみましょう。
 

氷枕や氷嚢(ひょうのう)を使ってクーリングする
冷えピタなどでおでこばかりを冷やしてもあまり意味がありません。
できれば、氷枕や氷嚢を使いましょう。
冷やす場所は、大きな血管が通っている部分が効果的です。
(首の周り・足の付け根・脇の下などを重点的に冷やしましょう。)
 

熱の状況に合わせて衣服の調整をする
熱が出始めるときには、身体は震えることがあるのでその時には衣類を調整し毛布などで温め、熱が上がり始めたら、熱がこもらないように衣類を薄くするなどの調整をしましょう。
また、汗をかいていたら、清拭し着替えるようにします。
 

部屋の環境を整える
夏であればクーラーで部屋を涼しくして、熱を放出しやすいようにしてあげましょう。
 

少しずつでよいので水分摂取を心がける
嘔吐や下痢がなければ、急に脱水状態になることもありませんが、なるべくこまめに水分摂取するようにします。
水分はお子さんの欲しがる飲み物でも構いませんが、糖分や電解質バランスの整ったイオン飲料なども飲用するようにしましょう。

また、以前かかりつけ医から処方してもらったなどの熱さましのお薬や座薬は使ってもいいのですが、一時的に解熱するだけで病気を治すお薬ではなく効果も様々であることを理解しておいてください。

この場合、お薬は座薬や飲み薬など使用期限もそれぞれ違いますので、古いものは使わないようにしてください。

子供は数か月で身長や体重は成長して変わってきますので使用量が変わってきます。できるだけかかりつけ医に確認したほうが良いですよ。

子供が39℃の発熱になった時の対処法についてのまとめ

今回は、子供が39℃の発熱になった場合の対処法について色々説明してきました。

では、まとめてみましょう。

子供が39℃の熱になった時の対処法は?

  • 氷枕や氷嚢(ひょうのう)を使ってクーリングする
  • 熱の状況に合わせて衣服の調整をする
  • 部屋の環境を整える
  • 少しずつでよいので水分摂取を心がける
  • 熱さましを使うときは使用量や期限などに注意して使う

 

冷やす場所や方法は?
冷やす場所は、なるべく大きな血管が通っている首の周りや両足の付け根、脇の下などがいいでしょう。
方法としては、氷枕や氷嚢を使いましょう。

 
 
子供の熱は高くても低くても本当に心配なことですね。

特に子供が幼少の頃には、本当に頻回に熱が出ると思います。

そんな時でも慌てずに、自宅で様子をみる際にはここで説明してきたことなどを参考にケアしてあげてください。

それでも何か不安な症状があれば、あまり我慢させることなく病院に行くようにしましょう。