看護師ミカ こんにちは、現役看護師のミカです。

今回は、『梅毒の末期の症状を画像を見ながら説明!脳や鼻に症状が出ることも?』というタイトルでお送りします。


梅毒という病気は、性行為によって感染する性感染症です。

2015年頃より急増している梅毒は、症状に気付きにくく発見が遅れることも多い病気ですが、それでも早めに受診し治療を開始することで治る病気です。

ただ、症状が出てもほったらかしだったり受診して治療しなかったりすると、他の病気と一緒でどんどん悪化して、末期の症状が現れることになります。
 

今回は、この梅毒の末期の状態について説明していきたいと思います。



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梅毒の末期の症状を画像を見ながら説明!脳や鼻に症状が出ることも?

梅毒の症状に関してはこちらの記事で細かく説明していますのでどうぞご覧ください。

梅毒はその症状の経過によって、1期から4期まで分かれています。

梅毒の「末期」と言われる時期は、それぞれの患者さんの症状の出方で個人差があるのではっきりとは言えませんが、ここでは主に3~4期の状態のことを説明していきたいと思います。

感染してから3年以上経過すると3期梅毒という時期に入りますが、この時期に「ゴム腫(しゅ)」と言われる大きなしこりのようなものができます。

ゴム腫とは、下記の画像のように身体の色々な場所にできます。

3期梅毒のゴム腫の症状の画像

ゴム腫の症状は脳や鼻にもできます。

よく「梅毒の末期になると鼻が落ちる」などと言われることがありますが、これは鼻の骨にゴム腫ができたとき、骨自体がくずれ落ちることがあり、その状態のことを言うのでしょう。

ゴム腫は脳や鼻または顔の骨など、どこにでもできるということです。

そして更に症状が進み、4期梅毒と言われる末期の状態になると心臓・神経・血管・骨などに重い障害が現れるようになり、状態が悪くなれば死に至ることもあります。

ですが、現在ではこのような末期の状態まで進行することは非常にまれです。
 

では、梅毒の末期の状態で治療はできるのでしょうか?

梅毒の末期の状態で治療はできる?

現在、あまり症状が末期まで進むことはなく、ほとんどの場合初期に発見されてお薬を使用することで改善します。

ですが、もし治療をせず末期の状態まで放置してしまった場合、やはりお薬を使用しても梅毒が完治するということは期待できないでしょう。

症状には個人差があり、梅毒が治るような治療は不可能ですが、その症状が少しでも楽になるような治療が行われるようです。

なるべく早期に治療を開始することが大切になってきます。
 

梅毒の末期の症状についてのまとめ

今回は、梅毒の末期の症状を画像をみながら説明してきました。

では、まとめてみましょう。

梅毒の末期の症状は?
梅毒の症状はその経過に伴い、1期から4期まであります。
感染してから3年以上経過すると3期梅毒という時期に入りますが、この時期に「ゴム腫」と言われる大きなしこりのようなものができます。

 

ゴム腫は脳や鼻にも現れる?
ゴム腫は身体の様々な部分に現れます。
そして、脳や鼻ももちろん、鼻の骨などにもできて悪化すると骨自体もくずれ落ちて欠損することもあるといいます。

 
 

現在では梅毒の感染者が急増しているものの、早期に受診し治療を開始することで改善するので、そこまで症状が進んでしまうことはあまりありません。

ですので、ここで紹介してきた画像のような状態の患者さんはほとんどいませんが、それでもやはり放置するとこんなに大変なことになるのだということは知っておいた方がいいと思います。

また、梅毒の症状についてはこちらに詳しく説明していますので、ご覧ください。↓


梅毒の症状であるしこりの特徴についてはこちらの記事をご覧ください。↓

梅毒の原因菌についてはこちらの記事をご覧ください。↓

梅毒の潜伏期間についての記事は、こちらの記事をご覧ください。↓

梅毒の感染経路についてはこちらの記事をご覧ください。↓

梅毒の検査方法などについては、こちらの記事をご覧ください。↓

梅毒の治療についてはこちらで説明していますので、ご覧ください。↓