看護師ミカ こんにちは、現役看護師のミカです。

今回は、『看護師の夜勤手当の平均(相場)はいくら?深夜割増の計算方法も!』というタイトルでお送りします。


私が就職したての頃、ずっとずっと昔の話ですが(^^; 

その頃からよく周りの人達や患者さんなどからよく言われていたのは、

「看護師さんってお給料高いんでしょう?」

という言葉です。

いまだに言われることがあるんです。

当時はそれを言われる度に…

「それほどでもないのになぁ… 看護師なんて夜勤してナンボなのに…」

と正直思っていました。

病院によって夜勤手当の金額には差があって、満足いくお給料をもらっている人やそうでもない人など様々だと思います。

看護師の夜勤手当の平均(相場)はいくら

そんな夜勤手当の平均とはだいたいいくらくらいなのでしょうか?


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看護師の夜勤手当の平均(相場)はいくら?

看護師の夜勤手当というのは、病院によってかなり差があります。

夜勤手当というのは、深夜勤務給や深夜業務手当など呼び方は病院によって色々ですが、

「夜勤手当:〇〇円/1回」としている病院が多いです。

夜勤手当は深夜勤務給や深夜業務手当など呼び方は病院によって色々

その平均として、2016年に日本看護協会が実施した「2016年 病院 看護実態調査」では、

夜勤手当の平均額(相場)は…

三交代制準夜勤: 4,076円 
三交代深夜勤: 5,023円
二交替制夜勤: 10,772円

 
という結果が出ています。

2015年にも同調査で調べていますが、増加額はいずれも100円未満で、2011年以降からほぼ横ばいだそうで、ほとんど夜勤手当は増えていない状況のようです。

この夜勤手当は、各病院によって本当に差があるんです。

病院のある地域、都道府県によっても違いますし、病院の規模によっても違ってきます。

大都市では物価も高いせいか、看護師の基本給や夜勤手当も高めに設定されていて、地方のほうが若干低いです。

また、病棟看護師として正社員で就職すればほとんどの場合、夜勤をすることになります。

看護師の給料は、この夜勤手当の額でかなり変わってきます。

なので、私も新しい職場に変わるときにはよく夜勤手当はしっかりチェックしていました。

私の印象では、大きな病院よりも100床以下の小さな病院のほうが夜勤手当が高いように思います。

小さな病院で離職率が高かったりすると、人員を確保するために条件をよくしている病院も結構あるんです。

このように、地域や病院によって違ってくる夜勤手当ですが、どのような計算方法で決められているのでしょうか?


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看護師の夜勤手当の深夜割増の計算方法は?

看護師の夜勤手当は病院によって変わってくると説明しました。

ほとんどの病院が、夜勤手当を1回 〇千円~〇万円などと定額で設定しています。

看護師の夜勤手当の深夜割増の計算方法

もちろん夜勤手当を定額として設定せずに、「深夜勤務割増給」として計算している病院もあります。

この「深夜勤務割増給」というのは、労働基準法でその計算方法が設定されています。

その内容は、22時から翌朝5時までの時間中の勤務については、対象とする給与額に25%相当の割増金を上乗せして支給するというものです。

深夜勤務割増給の計算方法は…

1時間当たりの給与(基本給+諸手当)÷所定の労働時間)×0.25×深夜勤務時間数

※諸手当:住宅・家族・通勤手当は除外
※所定の労働時間:月160時間として計算

という計算式で算出されます。
 

計算式だけ見ても全く見当がつかないと思いますので、例を挙げて計算してみますと…

*Aさんの基本給が20万円だったとします。

すると、そこから時間給を出します。

「 20万 ÷ 160時間 = 1,250円 」で、1,250円が時間給として出ました。

  ↓ 計算式に従って進めていくと…

「1,250円 × 0.25 × 7時間(22時~翌5時) = 2,187円 となります。

この、2,187円というのが、深夜割増として加算されるわけです。

もし、月に8回夜勤をしたとすれば、

2,187円×8= 17,496円が加算されます。

そして、最低でもこの金額を支給していれば、上限はいくらでも構わないというわけです。

 

ここで、病院によって差が出てくるのです。

例えば、この深夜勤務割増給のみを支給している病院と、プラス定額の夜勤手当を支給している病院があります。

少し整理して説明しますと…

  • 夜勤手当=深夜勤務割増給 の定額で支給
  • 定額の夜勤手当 + 深夜勤務割増給

とこれら2つの方法で支給している病院があるのです。

この場合、定額の夜勤手当+深夜勤務割増給を支給してくれている病院に関しては問題ないと思われます。

しかし、注意が必要なのは、定額の夜勤手当 = 深夜勤務割増給として計算されている場合です。

これは一度、深夜勤務割増給の額をきちんと計算してみて、定額の夜勤手当がそれを下回っていないかを確認する必要があります。

稀にそんな病院もありますので、今一度、自分の給与明細書を出してきて見直して計算してみましょう。

深夜勤務割増給の額を計算して定額の夜勤手当が下回っていないかを確認

やはり、夜勤手当 + 深夜勤務割増給が両方支給されているほうがありがたいですね(^^)

もし、これから病院探しをしようとしている人は、夜勤手当というのは本当に大切です。

就職の際の病院の情報に、これら夜勤手当や深夜勤務割増給についての詳細が出ていなければ、勤務が決定する前に一度確認してみてもいいと思います。

就職してしまってから不満を言うのでは遅いので、就職前のチェックが大切です。

看護師の夜勤手当の平均(相場)はいくらかなどについてのまとめ

今回は看護師の夜勤手当の平均(相場)について説明してきました。

では、まとめてみましょう。

看護師の夜勤手当の平均(相場)はいくら?
三交代制準夜勤の場合で 4,076円 
三交代深夜勤で 5,023円
二交替制夜勤で 10,772円
これが2016年の日本看護協会の調査で出た平均の結果です。

 

看護師の夜勤手当の深夜勤務割増給の計算方法は?
「 1時間当たりの給与(基本給+諸手当(住宅・家族・通勤手当は除外)÷所定の労働時間(月160時間等))×0.25×深夜勤務時間数 」
という計算式です。

自分の給与明細書をもう一度確認して、きちんと支給されているのかどうかをチェックしてみましょう。

 

看護師の夜勤手当を含めた給与明細書の中身というのは、しっかりした看護師さんでも意外に計算してみたり、確認したりする人って少ないものなんです。

私の周りの看護師もそういう人、多いんです。

あまりこだわらないというのか…

恐らく日々の勤務に追われてそこまで気を回していられないという人も多いでしょう。

でもそんな中、ふと疑問に思った人はしっかりこの計算式に当てはめて計算してみてくだいね。

日々、生命を守る過酷な労働をして得た大切な報酬です。

きちんと正しい金額で戴いているのか確認してみてください。