看護師ミカ こんにちは、現役看護師のミカです。

今回は、『女性のカンジダ市販薬の値段は?飲み薬や軟膏は妊婦や授乳中でも使える?』というタイトルでお送りします。


カンジダという病気は本当に不快な症状ばかりで、とてもいやな気持ちになりますね。

おりものの量は増えてくるし、強い陰部のかゆみなどがあると、早く何とかしたいと思います。

なんとかするとなると、

  • 婦人科に受診して治療を受けるか
  • 自分で薬局でお薬を購入するか

ということになると思います。

でも、婦人科などの医院やクリニックというのは、恥ずかしいし、なかなか受診しに行きにくいという人も多いのではないかと思います。

そんな場合は、薬局などでの購入になりますね。

薬局の商品棚

市販薬のカンジダ治療薬は、初めてカンジダの症状が出て、まだ病院で診断を受けてない人は薬局では購入できませんが、診断を受けた人であれば、購入は可能です。

もし、カンジダ症だと分かっていて、薬局でカンジダのお薬を購入するといくらくらいかかるのでしょうか?

今回は次のような内容で説明していきます。

では最初にカンジダ市販薬にはどんな種類があるのか紹介していきます。



 

女性のカンジダの値段は?飲み薬や軟膏など

薬局などで一般的に販売されている女性のためのカンジダ市販薬を紹介します。
 

・軟膏 
メディトリートクリーム10g…大正製薬
1,316円
メディトリートクリーム10g…大正製薬
 

・膣錠
フェミニーナ膣カンジダ錠6錠…小林製薬
2,317円
フェミニーナ膣カンジダ錠6錠…小林製薬
 

エンペシドL6錠…佐藤製薬
3,024円
エンペシドL6錠…佐藤製薬
 

メディトリート膣座錠6錠 …大正製薬
3,066円
メディトリート膣座錠6錠 …大正製薬
 

オキナゾールL100 6錠…田辺三菱製薬
3,024円
オキナゾールL100 6錠…田辺三菱製薬
 

メンソレータムフレディCC膣錠6錠…ロート製薬
3,944円
メンソレータムフレディCC膣錠6錠…ロート製薬
 

 

飲み薬のカンジダ治療薬として、ファイザー製薬が販売している「ジフルカンカプセル」という薬があります。

これは、医師が診断し、処方するものであり、市販はされていません。

しかし、ネットで販売されているものの中に「ジフルカン・ジェネリック」とか「ダイフルカン・ジェネリック」などという商品があります。

ネットでの販売ですので、個人的な購入も簡単にできるかと思います。

でも、私自身、この商品の内容や安全性に関してはよく分からない事も多いため、使用をおすすめすることはできません。

特に妊娠中や授乳中は子供の健康も関わってくることですので、内服薬は慎重に選ぶことをおすすめします。
 

そして、ネットで購入できるサイトを見てみると、中には40%以上も安くなっているサイトもありました。

  • メディトリートクリーム → 898円
  • フェミニーナ膣カンジダ錠6錠 → 2,189円
  • エンペシドL6錠 → 1,699円
  • メディトリート膣座錠6錠 → 2,082円
  • オキナゾールL100 6錠 → 2,232円
  • メンソレータムフレディCC膣錠6錠 → 2,408円

ネットで購入すると、かなり安くで手に入るということですね。
 

そんなカンジダの飲み薬や軟膏は妊婦さんや産後の授乳中でも使えるのでしょうか?
 

検査

カンジダの市販薬の飲み薬や軟膏は妊婦や授乳中でも使えるの?

妊婦さんや授乳中の間にカンジダになった場合は、市販薬のカンジダ治療薬は全て使わないほうがいいです。

また、市販薬として販売されているカンジダ治療薬は飲み薬や膣錠または軟膏にも、その注意書きには、

「妊婦又は妊娠していると思われる人は、薬の使用には慎重を期し、医師の診断を受ける必要があります」

と明記されています。

自分の判断では使用せず、産婦人科または婦人科で処方してもらって使用することをおすすめします。

産婦人科または婦人科で処方してもらう

妊婦さんや出産後に授乳している期間の母親というのは、とても過敏で神経質になっている状況です。

精神面でも肉体的にも、ストレスは多く、そのため免疫力が落ちて、カンジダにかかってしまうことも多いです。

病院で処方されるカンジダの治療薬に関しては、特に妊婦さんや授乳中に使用して、これまでに悪影響を与えたという症例はないようです。

そして、妊娠中にカンジダにかかったとしても、治療を制限されることはありません。

むしろ、妊娠初期だとなるべく早めに治療を開始して治すほうがいいです。

ただ、妊娠中や授乳中にカンジダの症状があった場合は、必ず婦人科又は産婦人科を受診して、診断を受けてください。

別の病気なのに、カンジダ症だと思いこんで、薬局で購入した市販薬を自己判断で使用して、悪化してしまうと治療期間が長引くかもしれません。

妊娠中であれば、定期検診で受診している産婦人科があると思います。

その産婦人科で、正確にカンジダ症だという診断をしてもらったなら、お薬を処方してもらえると思います。

そして、今までカンジダにかかったことがあるけど、妊婦になってからは初めてだという人も、やはりきちんと診てもらってから、お薬を処方してもらいましょう。

女性のカンジダ市販薬の値段などについてのまとめ

今回は女性のカンジダ市販薬、または妊婦や授乳中でも治療薬は使えるのかなどについて説明してきました。

カンジダの治療薬に関しては、本当にたくさんの商品が店頭に並び、どれが効くのかは分からないですよね。

でも、どれを使っても、一定期間の使用で全く効果のない場合には、早めに婦人科又は産婦人科を受診して、早く治すようにしましょう。