看護師ミカ こんにちは、現役看護師のミカです。

今回は、『足指や手に多い「しもやけ」の症状は?かゆくないこともある?写真も紹介!』というタイトルでお送りします。


しもやけと言えば、昔は小さな子供たちの手の指にはよくみられたものです。

しかし、今では外の寒いところで遊ぶ子も少なくなってきたり、防寒対策も進んでいるので、以前よりもしもやけを作る子供たちは減ってきたかもしれません。

ただ、最近では高齢者の患者さんにしもやけが増えています。

私の接している或る患者さんの中にも、手や足の指などにしもやけができて、とてもつらい思いをしている方がおられます。

今回は、なかなか治りにくい、このしもやけの症状を写真で紹介しながら説明していきたいと思います。



スポンサーリンク

 

「しもやけ」とはなに?

しもやけの症状を説明するまえに、しもやけとはどんな病気なのかについて説明しておきましょう。

しもやけという病気は、医療用語で「凍瘡(とうそう)」と言います。

ここでは、「しもやけ」と言うほうが簡単でわかりやすいかと思うので、そのように説明していきますね。

しもやけとは、急激な外気の温度の変化によって、血管が縮こまってけいれんを起こし、血液の流れが悪くなってしまうことによって起こる現象です。

毎年、秋から冬にかけて、一日の気温の差が激しいときに起こりやすくなります。

しもやけは子供に多いですが、その理由は毛細血管の働きが未熟なためだと言われています。

逆に、高齢者にも多いのですが、その理由は老化や様々な病気が影響して血液の流れが悪くなってしまうためだと言われています。
 

では、「血液の流れが悪くなってしまうと、どのような症状になるのか?」、次に説明していきます。

足指や手に多い「しもやけ」の症状は?

しもやけは、足や手の指に多いですが、そのほかに耳、頬、鼻などにも多く起こります。

しもやけが起こったら、その部分の皮膚は赤く腫れてきて、かゆみを伴います

しもやけには次のような2つのタイプがあります。

  • 手や足の指全体が赤く腫れるタイプ
  • 部分的に赤紫色にブツブツとした発疹のようなものができるタイプ

これら2つです。

ひどくなっていくと、水疱(すいほう・水ぶくれ)ができたり、皮膚は腫れた部分が裂けてジクジクとしてくることもあります。

遺伝的な要素もあると言われています。

また、体質的な原因もあると言われていて、毎年同じ人が同じ時期に繰り返すことが多いです。

ではここで、或る患者さんの手足のしもやけの写真を見てみましょう。

まずは、手の写真です。

この両手の写真を見てもわかるように、所々赤くなっていてしもやけの症状が出ています。

また、血液の流れが悪いために爪の色はとても悪い色をしています。

しもやけの手指

そして、その次ですが両足の写真です。

最初は部分的に赤紫色のブツブツが出てきていました。

そして、両足とも赤く腫れてしまい、やがては一部の皮膚が剥がれてジクジクした傷になりました。

しもやけの足

下の写真が悪化したほうの左足で、所々ジクジクした部分があります。

しもやけの左足の指

この患者さんの場合は、手や足の血液の流れがとても悪くてとても冷たいので、ご本人もとてもつらいと思われます。
 


スポンサーリンク

 

では、このしもやけはかゆくないこともあるのでしょうか?

しもやけはかゆくないこともある?

まず結論から言うと、しもやけだったとしてもかゆくない場合もあります。

かゆみだけじゃなく痛みもその感じ方は人それぞれなのです。

温まるとかゆくなるという人や、寒いと痛みが出やすいという人もいます。

ただ、一般的にしもやけになるとかゆみを感じる人が多いです。

足指や手に多いしもやけの症状などについてのまとめ

足指や手に多いしもやけの症状について写真も紹介しながら説明してきました。

では、まとめてみましょう。

しもやけの症状は?
しもやけの症状は、その部分の皮膚が赤く腫れて、ひどくなっていくと水疱(すいほう・水ぶくれ)ができたり、皮膚は腫れた部分が裂けてジクジクとしてくることもあります。

 

しもやけはかゆくないこともある?
しもやけになると、かゆみを訴える人が多いです。
人によってはかゆくないと言われる人もいますが、しもやけになるとかゆみを訴える患者さんがとても多いです。

 

今回は、ある患者さんのしもやけの写真を見ながら説明しましたが、この事例のように悪化してしまうとなかなかスムーズに治りません。

もし、しもやけの症状が出てきたら、早く治療が開始できるように皮膚科を受診するようにしましょう。