看護師ミカ こんにちは、現役看護師のミカです。

今回は、『クラミジアの女性の治療期間や治療方法は?薬や治療費も説明!』というタイトルでお送りします。


クラミジアというのは、性感染症の中でも最も多く、特に若い女性に多く見られます。

クラミジア・トラコマティスという細菌が原因となります。

感染しても、多くのケースで自覚症状が出ません。

症状が現れても、軽いことが多いので、もし気づかずにそのまま放置していた場合、知らない間にパートナーの方にうつしていることがあります。

また、もし女性が感染すると、膣から子宮の奥までどんどん拡がっていくため、重症化しやすいのです。

今回は、そんな症状を食い止めるため、クラミジアをどのように治療するのかについて説明していきたいと思います。




 

クラミジア感染した女性の治療期間や治療方法は?

クラミジアに女性がかかってしまった場合の治療期間は、感染しているのが分かってから治療を開始して、およそ4~5週間程度です。

この治療期間というのは、クラミジアに効果のある薬を飲んだ後に経過をみて、最終的な再検査をして、再感染のないことを確認するまでの期間です。

クラミジアの症状は、薬を飲み始めると徐々に治まってきますが、症状がなくても細菌は消えたわけではないので、指示されたお薬は最後まで飲まなくてはいけません。

クラミジア感染した女性は薬で治療

例えば、1日~1週間(薬の種類によって期間は変わります)飲み薬を飲んだ場合、飲みきった後、再検査をします。

そこで、陰性であったとしても、その3~4週間後にもう一度、再検査をします。
それで、陰性であったら、治療終了となるのです。

その結果、クラミジアの治療期間は、およそ4~5週間ということになります。
 

そして、クラミジアの治療方法は主に薬を飲む治療です。

もし、クラミジアに感染して子宮や卵管の奥にまで炎症を起こしているような重症の場合には、入院治療が必要になってきます。

その際には、飲み薬ではなく、点滴治療になります。

もちろん、治療期間はこのように重症化した場合には、1ヶ月以上、数ヶ月かかることもあります。

その時の重症度によって、変わってくるということになります。
 

では実際に、女性がクラミジアに感染した場合にはどのような治療薬が使われているのかについて説明していきます。
 

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クラミジア感染した女性の治療薬とは?

クラミジアに感染した場合の治療薬は、次のような内容のものです。

少し聞き慣れない種類の名前だと思いますが、これら3種類の抗生物質が主に使われます。

右に記載しているのが、その商品名です。
 

・テトラサイクリン系抗生物質・・・ミノマイシン、ビブラマイシン
クラミジアの治療薬 ミノマイシン
 

・マクロライド系抗生物質・・・クラリス、クラリシッド、ジスロマック
クラミジアの治療薬 クラリス錠200
 

・ニューキノロン系抗生物質・・・クラビット、オゼックス、ガチフロ、トスキサシン
クラミジアの治療薬 クラビット500mg
 

などです。
 

いずれもクラミジアの原因となる細菌に効果のある抗生物質となります。

これらは、その抗生物質の種類によっては、1日だけ飲むタイプの薬と、1週間飲み続けるタイプの薬があります。

例えば、クラリスやクラビットなどは容量にもよりますが、だいたい1週間程もしくはそれ以上飲むこともあります。

ジスロマックに関しては、1日1回だけ飲むとその効果が1週間ほど持続する成分の薬です。

ジスロマックは錠剤もありますが、粉薬を専用の容器を使い、水で溶かして飲むタイプの「ジスロマックSR成人用ドライシロップ」という液体もあります。

クラミジアの治療薬 ジスロマックSR

このお薬は、クラミジア以外の病気でもよく処方されることもあり、身内の者に飲んでもらう際に少量舐めたことがありますが、特に苦いとか飲みにくい味ではなかったです。

少し粉っぽい感じはありますが、サラッとした水様液です。

ジスロマック以外の抗生物質は、ほとんどが錠剤または、粉薬の2種類となっています。

これらの抗生物質の選択は、担当する医師の方針や、その時の症状の程度によって、飲む抗生物質の種類や量は違ってきます。

例えば、症状が重ければ、複数の抗生物質を組み合わせて、飲んでもらうケースもあるということです。

そうなると、少し、治療期間も長くかかるかもしれません。
 

では次に、クラミジアの治療費について説明していきたいと思います。

クラミジア感染した女性の治療費はいくらくらいなの?

クラミジアに感染して、産婦人科または婦人科、性病科などの医療機関に受診した場合、治療費はどれくらいかかるのでしょう?

健康保険を使った場合の3割負担での計算で紹介します。

もちろん、この費用は、診察した上でその他の検査が必要となったり、薬の種類などによって、変わってきますので御了承ください。

  • 診察料(初診料含む):1,000~2,000円
  • 検査料:1,500円前後
  • お薬にかかる費用:1,000円前後~

 
ということで、合計3,500円~4,500円程度です。

ただ、この費用は初回診察にかかる費用なので、薬を飲んだ後の2回目と、それから3~4週間後の3回目の受診と合わせると、約7,000円~10,000円程度になります。

クラミジア感染した女性の治療に関するまとめ

クラミジアに感染した女性の治療期間や治療方法に関して、ここでもう一度説明しておきますね。

治療期間は、完治するまでのおよそ4~5週間、そして、治療方法としては、クラミジアに効果のある抗生物質に飲み薬による治療となります。

女性がクラミジアに感染した場合、重症化してしまうこともあるので、軽く考えず、必ず診察、診断を受け最後まで治療を継続して治すようにしましょう。

「あれ?なんか変だな?」と思うような症状があったら、すぐに受診するようにしてください。

そして、感染経路はほとんど性行為なので、パートナーの方と一緒に受診することが大切です。