今回は、『子供の蕁麻疹が治らない原因は風邪やストレス?病院にいくべき?』というタイトルでお送りします。
子供の皮膚というのは、とても繊細でトラブルが起きやすいものです。
私の娘も小さい頃、とても敏感肌でトラブルばかりで、よく皮膚科に連れて行きました(><)
「何が原因で湿疹ができているのかな?」
「何でこんなに痒がっているんだろう?」
なんて、親としてはとても心配になりますね。
今回は子供の蕁麻疹に原因について紹介していきましょう。
子供の蕁麻疹が治らない原因は風邪やストレスが関係している?
子供の蕁麻疹の原因には、不明のものがとても多いです。
原因を探しても、全く分からないということが多いです。
そんな中でも、風邪やストレスは蕁麻疹の原因として十分考えられます。
風邪を引いていると、身体の免疫力や抵抗力が落ちていますので、普段はなんの反応も出ない食べ物や刺激に対しても、蕁麻疹が出たりすることがあります。
そして、風邪は蕁麻疹の原因になりますが、風邪が治って元気になると、免疫力も上がっていきますので、蕁麻疹は徐々に治っていくと思います。
そして、ストレスに関しても同様です。
ストレスは身体の免疫細胞の力を奪います。
そうすると、普段は外部の刺激から免疫細胞が戦って守ってくれているのに、免疫力が落ちているため、普段反応しないものに対して症状が出たりします。
ただ、ストレスの場合は、ストレスの原因が不明の場合も多いし、すぐに治そうと思っても難しいですよね。
子供を見ていても、ストレスがかかっているかどうかも分からないことも多いと思います。
そういった場合は、蕁麻疹がなかなか治らないことが多いです。
お子さんに蕁麻疹が出た場合は、「普段の生活の中でストレスを感じてる部分はあるかな?」と少し気にしてみてください。
蕁麻疹には他にも原因が考えられますので、次にそちらを紹介していきます。
子供の蕁麻疹が治らない原因は風邪やストレス以外になにかあるのか?
- 1 子供の蕁麻疹が治らない原因は風邪やストレスが関係している?
- 2 子供の蕁麻疹が治らない原因は風邪やストレス以外になにかあるのか?
- 3 子供の蕁麻疹が治らない時は病院に行くべき?
- 4 子供の病気で救急車を呼ぶべきかどうか迷ったら?
- 5 まとめ
子供の蕁麻疹が治らない原因は風邪やストレス以外に何があるでしょう。
次のような原因があります。
■疲れ
ある意味ストレスですね(‥;)
疲れが出ると、免疫力が低下してしまうことが原因となります。
この場合ははっきり目に見えて分かることではないので、なかなか治らないことが多いですね。
■虫刺されや植物
公園など屋外に遊びに行くことが多い子供は、葉っぱ(うるしなど)に触れたり、虫などに噛まれることで症状が出ることがあります。
■食べ物
幼児で離乳食を食べ始めた頃には、アレルギー症状で小麦や卵、牛乳などが原因となりやすいです。
■日光
日光、紫外線のアレルギーが原因となります。
■ダニやハウスダスト
ダニの死骸やフンなどのアレルギー、ハウスダストのアレルギーが原因となります。
■薬
抗生物質やピリン系のお薬などのアレルギーが原因となります。
■洗剤やシャンプー
洗剤やシャンプーの中の成分が合わないなどが原因となります。
■摩擦(まさつ)
衣服の締め付けの部分、ゴムやおむつのギャザーなどが擦れることが原因です。
■汗
子供は汗をよくかきますので、その汗が刺激となって原因となります。
などです。
蕁麻疹は、これらの原因が特定できていれば、それを除去していくと徐々に症状も治まっていくでしょう。
しかし、何が原因なのかが分からない場合や、これらの原因がいくつか重なっていると、なかなか治らない状況になるかもしれません。
では次に、治らない時には病院に行くべきなのかについて紹介しましょう。
子供の蕁麻疹が治らない時は病院に行くべき?
- 1 子供の蕁麻疹が治らない原因は風邪やストレスが関係している?
- 2 子供の蕁麻疹が治らない原因は風邪やストレス以外になにかあるのか?
- 3 子供の蕁麻疹が治らない時は病院に行くべき?
- 4 子供の病気で救急車を呼ぶべきかどうか迷ったら?
- 5 まとめ
子供の蕁麻疹が治らない場合、どのタイミングで病院に行くべきなのかを説明します。
例えば、蕁麻疹の範囲が手や足の一部のみで数時間経っても拡がらないという場合には徐々に消えていく場合が多いので、受診せず様子をみていいでしょう。
ただ、かゆみが強い場合には、掻いてしまうと余計に拡がってきたり、掻いた部分が炎症を起こすことがあるため、爪を短くしたり、ミトンなどでカバーするといいでしょう。
そして、症状が消えたとしても、2~3日程度はしっかり皮膚の状態をみてあげてください。
原因が不明で蕁麻疹を繰り返し、なかなか治らない場合なども受診したほうがいいでしょう。
蕁麻疹の程度が軽くても、かゆみがあったりすると苦痛は伴いますので、子供の症状を少しでも楽にしてあげるように受診して治療を受けましょう。
そして、最初は手や足だけだったけど、徐々に拡がっていくようで、かゆみも強くなるようなら、この段階で早めに受診したほうがいいです。
様子をみていて、時間が過ぎてしまい夜間になると、医療機関が閉まっていたり、翌日が休日や祝日だと容易には受診できなくなります。
子供の蕁麻疹はそれほどひどく悪化することは少ないと言われていますが、もし悪化してくるとそのスピードも早いことがあります。
例えば、最初は蕁麻疹だけだったけど、重症化すると、元気がなくなり、呼吸も荒くなってきて、呼吸困難が、出てくる場合もあります。
こうなると、様子をみていても改善しないので、救急車での搬送が必要になってきます。
ですので、子供の蕁麻疹の症状については、自宅で様子をみていてもいいケースが多いとは言え、皮膚の状態だけではなく、全身の状態をしっかり観察してあげてください。
そして、少しでも心配なことがあれば、すぐに受診するようにしましょう。
そして、もうひとつ、私からのアドバイスとしては…
子供の症状に対して、
「悪化してきたけど、こんな状態のときは救急でも受診したほうがいいのかしら?!」
って、不安な思いを感じている親御さんは多いと思うんです。
ここで、蕁麻疹の症状だけではなく、色んな病気で活用できる情報をお伝えしたいと思います。
子供の病気で救急車を呼ぶべきかどうか迷ったら?
- 1 子供の蕁麻疹が治らない原因は風邪やストレスが関係している?
- 2 子供の蕁麻疹が治らない原因は風邪やストレス以外になにかあるのか?
- 3 子供の蕁麻疹が治らない時は病院に行くべき?
- 4 子供の病気で救急車を呼ぶべきかどうか迷ったら?
- 5 まとめ
子供の病気で救急相談をしたいときには、小児の救急電話相談が便利です(^^)
短縮ダイアル「 #8000 」では、小児科の医師および看護師による小児救急医療の相談を受け付けています。
子供の熱や、転んで頭を打った、など子供の症状を伝えたら、処置の方法や受診できる病院の紹介、救急車をよぶべきかどうかの判断など指導してくれます。
この番号は全国対応なので、どこからでもかけることができます。
状況が当てはまれば、是非活用してください。
まとめ
今回は子供の蕁麻疹の原因について、また病院に行くタイミングなどについて紹介しました。
子供の皮膚の病気は、直接的に命には関わらないだろうと、軽くみていることが多いと思います。
でも、実はこうした蕁麻疹などのアレルギー症状は、重症になることもあるので、十分注意が必要です。
この情報が参考になれば幸いです。