看護師ミカ こんにちは、現役看護師のミカです。

今回は、『透析看護師としてやりがいを感じる時やメリットは?子育てしながらだと大変?』というタイトルでお送りします。


私は透析の病院やクリニックなどで15年以上は勤務してきました。

透析の病院やクリニックなどで15年以上は勤務
 

どんな仕事でもそうですが、やはり嫌なこともあり良いこともあるし、自分が思うメリットもありデメリットもあり、といった感じですよね。

私にとって透析室での仕事はとてもやりがいを感じることができましたし、もちろん嫌なことはありましたが自分には合っていて楽しい思い出も沢山あります。

また、ちょうど子育てしながら透析勤務していましたので、その時のことについてもお話できればと思います。

今回は透析看護師としてやりがいを感じる時やメリットなどについてお話していきたいと思います。


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透析看護師としてやりがいを感じる時はどんな時?

透析看護師としてやりがいを感じる時

透析看護師として、やりがいを感じる時というのは人によって違ってくると思います。

私の場合は、透析患者さんとの信頼関係が築けていると感じたときにやりがいを感じることが多いです。

現在の医療では、透析は一旦開始すると一生その治療が続きます。

その間、週に3回はずっと透析に通われている時間を共に過ごしていくわけです。

普段からコミュニケーションをしっかりとって、丁寧に接していく中で徐々に信頼関係を築くことができます。

そうすれば、なにかつらい症状やシャントトラブルなど苦痛を伴う問題が起こった時にでも、患者さんは安心してその判断や看護を任せてくれます。

そして、その問題が解決した時にはとても喜んでまた元気に通院してきて頂けます。

そんな時に一番やりがいを感じていました。


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では次に、透析看護師として働くメリットとはどんなことがあるのかについて説明していきたいと思います。

透析看護師として働くメリットは?

透析看護師として働くメリット、それは次のような点であると考えます。

  • 日曜がお休みで残業が少ない
  • 夜勤がない
  • お給料が比較的高め
  • ルーティン業務であり、慣れれば通常業務は楽に感じる
  • 専門的知識や技術が習得でき、転職しやすい

などだと思います。
 

では1つずつ説明していきたいと思います。

メリットその1:日曜日がお休みで残業が少ない

透析はほとんどが1週間のうち3回治療を行ないます。

通常、月水金と火木土の2コースに分けて行なわれます。

ですので、日曜日はほぼお休みになります。

また、透析の開始時間も終了時間も決まった時間で治療は終わりますので残業をすることもあまりありません。

このように、日曜日がお休みで残業もほぼないとなると、やはりプライベートでも予定が立てやすいですし、オンとオフの切り替えがきちんとできるので精神的にも仕事に集中しやすいのではないでしょうか。

メリットその2:夜勤がない

透析は午前と午後の部の2つに分けられて組まれることが多いです。

例えば、午前は8~9時頃より開始し12~14時に終了します。

その後、午後の部として15~17時頃より開始し19~22時頃で終了とするのです。

午前は主に主婦や仕事はされていない患者さん、そして午後の部には主に仕事が終わって来院される患者さんが多いです。

ですので、夜間透析と言って午後の部が終了する22~23時位までの勤務はあると思いますが、夜間通して行なう夜勤の勤務はしていません。

(一部の施設では、夜間通し長時間かけて透析を行なう「オーバーナイト透析」を実施しているところもあります)

看護師にとって、夜勤というのは心身ともに疲労を感じますよね。

20歳代はまだ夜勤も苦ではありませんが、30歳代以降から徐々に年齢を重ねていくうちにストレスも溜まってきてしまいます。

ですので、透析勤務というのは夜勤がないだけでもそれがメリットのひとつと言えるでしょう。


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メリットその3:お給料が比較的高め

透析施設は病院やクリニックなどの一般外来よりもお給料は高めになります。

特にクリニックなどの一般外来では、午前診と午後診の間の中休みの時間が長いところが多いですし、やはり透析と比べて一般外来はお給料が比較的安いクリニックが多いです。

透析は夜間透析手当や特殊勤務手当(*)の対象で危険手当などがつきますのでお給料は高めとなっています。

(*)特殊勤務手当(危険手当)とは、特殊な勤務をする職種について支給される手当の一部のことです。

一般外来で無駄に中休み長くありその分お給料が安いよりは、中休みなしで勤務できてお給料が高いことは大きなメリットであると思います。

メリットその4:ルーティン業務であり、慣れれば通常業務は楽に感じる

透析業務は、透析前の準備から穿刺、そして透析中の観察や器械のチェック、そして回収まで一通りの流れが毎回決まったことであり、一旦覚えて慣れてくると、精神的にも楽な形で勤務ができると思います。

ただ、急変や器械トラブルなど異変があった時にはそれなりに素早い対応が求められますが、それは透析に限ったことではありません。

なにか異変があった時の対応に関しては、それが起こった時に先輩看護師に教えてもらい学び続ければやがては成長していきます。

毎日毎回の透析室のルーティン業務は未経験者でも、2~3ヶ月もすれば1人で行なうようになれます。

そんな部分はメリットと言えるでしょう。

メリットその5:専門的知識や技術が習得でき、転職しやすい

透析看護師として働くメリット

透析というのは、

  • 特殊な透析器械を扱っていること
  • 血液回路に生食を満たすなどのプライミングの作業があること
  • シャントが造設された腕への穿刺をすること
  • 人工血管(グラフト)や動脈表在化への穿刺
  • 回収(終了し、返血していくこと)や抜針などの作業があること

などの一連の特殊な作業を行ないます。

この業務内容については本当に専門的であり、勉強することはいくらでもあります。

そして、例えば穿刺ひとつをとっても、沢山の患者さんに接して様々な血管のタイプを見て実際に穿刺をしていくことでどんどん技術が磨かれていきます。

また時に穿刺も思うようにいかないことがあるので、そういった時にすぐに対応できる技術や度胸だって身につきます。

このような特殊な技術を身に着けていると、もし今の透析施設を退職し次の施設に転職する際でも、その知識や経験がとても役に立つのです。

私も実際に長い間働いていたクリニックを妊娠したのをきっかけに退職して、自宅から近い透析クリニックに転職したのですが、その際も仕事自体は問題なくすぐに慣れました。

透析施設では血液回路や器械、そして細々とした準備や手順などの違いはあるものの、基本的動作は一緒なんです。

ですので、基本ができていればその施設のやり方を覚えるだけで、転職しても即戦力として働くことができるんです。

また、色々と神経質な透析患者さんが多い中、透析経験者ということを知って頂くととても安心してもらえるようで、こちらもリラックスして仕事ができます。

それは大きなメリットになると思います。


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では最後に、子育てしながらの勤務についてお話します。

子育てしながらの透析看護師の勤務は大変?

子育てしながらの透析看護師の勤務

私はちょうど子育てをしながら、或る透析クリニックに勤務していた時期がありました。

透析は早出や遅出勤務がある施設がほとんどでしたが、子供がまだ小さな頃には遅くまでの勤務ができなかったので、そのあたりは施設側と相談してなるべく日勤の勤務に調整してもらっていました。

私の勤務していたクリニックでは、早出といってもそれほど早い時間ではなく、保育所の早朝保育に預ければ十分間に合う時間でしたのでそれも良かったと思います。

その透析施設の場所や保育所の保育時間など、人によってそれぞれ環境や条件が違うので一概には言えませんが、自分に合った条件であれば子育てしながらでも十分働けると思います。

それに、透析施設で働く看護師の中には結構ママさん看護師が多いので、小さな子供を抱えて働くママさん看護師の気持ちは理解してもらえる施設が多いですね。

例えば、子供の急な熱で早退する時でも、

「大丈夫よ、早く帰ってあげなさい!こんなことはよくあること、お互い様だから…」

などといった会話はとてもよく飛び交っていました。

やはり主婦が多い職場だということは子育てしながらでも働きやすい職場だということだと思います。

ですので、もしこれから透析施設を探そうとしているのであれば、職場にママさん看護師はいるのかなどもチェックするといいですね。

小さな子供を抱えながらの仕事は透析であってもなくても、大変と思えば大変です。

しかし、そんな時期は本当にあっという間に過ぎてしまいます。

あまり神経質にならずに、その時その時で一所懸命働き対応していきましょう。


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透析看護師としてのメリットなどについてのまとめ

今回は透析看護師としてのやりがいを感じる時やメリットなどについてお話してきました。

では、まとめてみましょう。

透析看護師としてやりがいを感じる時は?
長期に渡り、透析患者さんと接し信頼関係を築きあげることで、様々な困難を乗り越えていくことができた時
に感じることが多いです。

 

透析看護師としてのメリットは?

  • 日曜がお休みで残業が少ない
  • 夜勤がない
  • お給料が比較的高め
  • ルーティン業務であり、慣れれば通常業務は楽に感じる
  • 専門的知識や技術が習得でき、転職しやすい

などです。

 

透析看護師は子育てをしながらだと大変?
自分と子供を取り巻く環境や条件などで違いますが、なるべく無理のない時間や勤務体制を整えることで乗り越えていけると思います。
透析看護師には子育て中のママさん看護師が多いので働きやすい職場も多いと思います。

 

私は本当にここで挙げられた透析看護師のメリットに魅力を感じて、子育て中もずっと透析室勤務をしてきました。

年齢的にも高齢の患者さんが多いため、たまに子供の顔を見せるととても喜んでくれますし、普段から会話の中で子供の話しをすると孫のことを話すように笑顔が増えます。

子育てをしながらの透析勤務もこういったお互いに良い面はありますので、精神的にもリラックスした状態で勤務ができると思います。